こんにちは!
ご訪問をありがとうございます!
この「編集工房けいこう舎」は、小説家発の小さな版元です。
『吟醸掌篇』という文芸誌を出すために2016年に立ち上げられました。
『吟醸掌篇』とは何かといいますと……
「上質でおもしろい短篇小説の文芸誌をつくりたい!
同人誌じゃなく、プロフェッショナルな!
やさしい友達に売りつけるんじゃなく、読者が楽しみに買ってくれるような!
激安だけどギャラの発生する!
秀逸なコラムも載ってて、ちゃんとしたさし絵も入った!
すごくきれいな文芸誌!」
と志して、とある「注文のない小説家」が、毎月小銭を貯めて、知り合いの小説家をさそい、2016年に創刊したものです。
とかく小説家は(自分も含め)己のことばかり考え、他人をねたんだりうらんだり、ひとと比べて自分で自分をばかにしたり、酒びたりになったり廃人になったりしがちですが、
「同業者とは、椅子取りゲームのライバルじゃなく、よい舞台をつくる仲間になりたい」
そんな思いが根っこにあったりして、「吟醸掌篇」は始まりました。
いつも、優れた書き手、描き手、翻訳家、装幀デザイナーさん、印刷会社さんはじめ、みなさまのお助けで、いつもなんとか作りあげています。
どうか弊誌をお手にとられ、愉しんでいただけたらほんとうにうれしいです。
また、短篇小説を書きためてる小説家さん(プロ、ただし自称可)、絵描きさん、コラムが書ける読書人さん、どうぞいらしてください。
心のやさしい鬼の家です。
2022年6月吉日
編集・発行人 栗林佐知(けいこう舎)